2015-12-03

余興や一発芸なしでも、忘年会の最後に逆転の存在感を示す方法

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忘年会は、解散するまでが忘年会です。

別れ際がグダグダであれば、イヤな印象のまま場が解散になってしまいます。
終わり際が肝心です。

逆に言うと、参加者が帰路について散り散りになるギリギリまで
アピールチャンスがあるということです。

余興や一発芸を披露することだけが、忘年会で存在感を示す
方法ではありません。
今から腹芸を覚えたり、割りばしを刺しても痛くない鼻の箇所を探ったり、
「ラッスンゴレライはもう無理やんなあ」と悩んだりしなくても大丈夫です。

最後の最後に逆転するには、タクシーの手配役を買って出る
ことです。
「タクシーのことならあいつ」と言われるのが理想です。
タクシーの鬼になるのです。

 

1.忘年会の準備には、役割分担がある

身内数人で開く忘年会なら、それほどデリケートになる必要はありません。
ヘタしたら行き当たりばったりでも乗り切れます。

神経を使うのは、クライアント(顧客)が複数名混ざる場合です。
大きな会なら、全部で20人も30人も参加する場合もあります。
そうなると、事前の細かい下準備が必須になります。

準備には、役割分担があります。
お店の予約、ロケハン(下見)の段取り、案内状や出欠リストの作成、
出欠確認メールの送付、おみやげの手配、などなど。
挙げてみるとけっこうやることはあります。

ちなみに案内メールを送る時は、地図の画像データを
添付するようにしましょう。
相手はガラケーかも 幹事が案内メール送信時に配慮すること

大きな会だと、準備側の人数も複数の場合がほとんどです。
そして作業を割り振っていきます。
Aさんは予約と出欠管理、BさんとCさんでロケハン、などです。

準備は、たいてい参加者がお店に入るまでのことを重点的に考えます。
解散時については、手薄になりがちです。
「まあその場の流れかな」みたいに考えてしまいがちです。

帰りの足のことを甘く見ていると、痛い目にあう可能性があります。
忘年会の時期は、タクシー需要が激増します。
特に金曜日・土曜日だと要注意です。

寒い中でクライアントを待たせると、せっかくいい雰囲気でお開きになった
忘年会もしこりが残ります。
「仕切り悪いやん」という印象で帰ってしまいます。

クライアントに役員が含まれていた場合などは、最悪の状況になります。
役員本人のみならず、その部下の方たちの顔もつぶれます

そこで、タクシーの手配役を買って出ておくのです。
割り振られた仕事が薄ければ、なおさら余力があります。

 

2.当日つかまらないという事態は何としても避ける

「当日お店から呼んでもらえばいいんじゃないの」とか「歩いてたらタクシーぐらい
いるでしょ」と考えてしまうのは少々危険です。

お店から呼んでもらうにしても、歩きながら探すにしても、タクシーがすぐに
つかまるかどうかは当日になってみないとわかりません

普通の時期ならいいのです。
忘年会シーズンです。
「もしなかなかつかまらなかったら」と考えておく方が賢明です。

タクシーの鬼になる以上、忘年会の参加者が店を出たらタクシーが待機している
という状態を目指したいところです。

できる準備は色々あります。

 

①必要な台数はシミュレーションしておく

参加者がだいたい確定すれば、必要な台数もある程度わかります。

優先すべきはクライアントの分ですが、タクシー手配役としては
身内の分も考えておきましょう。
全員がスムーズに帰れるのが理想です。

誰と誰が同乗して、誰が1人で乗った方がいい、などは事前にある程度
シミュレーションできているとベストです。
それによって台数も変わってきます。

最悪なのは、当日その場で「ええーっと、何台いりますかね」となることです。

②タクシー会社の電話番号を網羅しておく

最低限でも必要台数がわかれば、「○時に△△に□台お願いします」とタクシー会社に
事前予約しておくのが一番です。

ただし、予約が断られる場合もあります。
1次会で帰るのか、2次会まで行くのか、判断がつきにくい場合もあります。

そうなると、当日の臨機応変な動きが求められることになります。

当日に呼び出しの電話をかけられるように、お店が管轄エリアに入っている
タクシー会社の電話番号を複数把握しておくと便利です。

当日使わなかったとしても問題ありません。
知ってて損するものではないからです。

インターネットで検索するのが普通ですが、管轄エリアも一緒に
調べるとなると、意外とわかりにくかったりします。

そんな時、たとえばお店の近くにビジネスホテルや観光ホテルがあれば、
フロントの人に聞いてみるという手もあります。

ホテルには、提携しているタクシー会社があります。
提携していなくても、予備としてタクシー会社の連絡先を複数把握しています。

彼らもお客様を待たせないことに神経を尖らせているので、
どのタクシー会社がつかまりやすいかとか、保有台数が多いかといった情報も
持っています。
聞けば普通に教えてくれるはずです。

あるいは、スマホの地図アプリで「タクシー」とか「タクシー会社」と検索すると
近隣のタクシー会社がプロットされる場合もあります。
たいていは電話番号もセットで載っています。

③穴場を下調べしておく

うまい具合に電話で呼び出せるタクシーが見つからないかもしれません。

お店の近くで、タクシーがつかまりやすい場所を把握しておくことが
できれば強いです。

待機台数が多い場所、次から次へと回転するような効率のいい場所、
流しのタクシーが通りやすい場所。
そんなスポットに精通していれば、忘年会の機会以外でも役に立ちます。

さらに安いタクシーが多い場所を知っていたりすると、重宝がられます。

④いざとなったら当日の早い時間に直接予約する

必要台数が多かったりすると、全台数を同時に確保するのが難しいこともあります。

そういう場合は、夕方などの早い時間帯に、止まっているタクシーの運転手さんに
直接声をかけるという手もあります。

「今日タクシーの予約がなかなかできないんですが、よろしければ○時に△△に
来ていただけませんか」といった感じです。
他の予約が入っていたり勤務時間に影響があったりしなければ、予約に応じてくれる
場合もあります。

最低限の台数も確保できずどうしようもない時に、使えます。

 

タクシーで何をおおげさな、とおっしゃるかもしれません。
でも、日程や時間帯によってはタクシー難民になることも充分あり得ます。

タクシーの手配について詳しくなっておくことに損はありません。
しっかりとしたアテンドができれば、忘年会の最後に、クライアントにも身内にも
いい存在感を示して終われるのです。

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