2015-10-16

事務職員さんに気分よく仕事をしてもらう冗談風の声のかけ方

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会社には、「事務職員」の立場の従業員がいることが多いです。
(会社によってはいない場合もありますが、このエントリーではいることを
想定して話を進めます)

 

総務系の事務員さん、経理系の事務員さん、営業補佐系の事務員さん。
所属や仕事内容は多岐にわたります。
女性もいれば、男性もいます。
場合によっては、「総合事務」といった、1人で何役もこなすような
スーパービジネスパーソンもいます。

共通しているのは、たいてい社内で各業務の援護射撃を行ってくれる
立場の人ということです。

この人たちがいないと業務が円滑に回らない
と言っても過言ではありません。
クライアント(顧客)との直接折衝には登場しないかもしれませんが、
その大事な折衝を支えてくれていることは間違いありません。

 

しっかり支えてもらうためには、気分よく仕事をしてもらうのが一番でしょう。
立場と仕事内容を同僚としてしっかり認識し、感謝の念を忘れないことが
大切だと思います。
ここを軽視すると、とんでもないしっぺ返しをくらうことになります。

ルーティンで決まっている業務を除くと、事務員さんに対して
「こちらから何らかの仕事をお願いする」という流れがけっこう多いと思います。

総務系の事務員さんに備品の支給をお願いする、経理系の事務員さんに伝票の管理をお願いする、
営業補佐系の事務員さんに資料の作成を手伝ってもらう、といった感じです。

仕事なので、普通は頼めばちゃんとこなしてくれます。
タイミングが悪いと、「えっ?今?」みたいな顔をされる時もありますが(笑)
メチャメチャ嫌われている人の仕事が尋常じゃないくらい後回しにされている場面を
目撃したかどうかは、内緒にしておきます。

頼む方も頼まれる方も、人間です。
どうせなら気分よく仕事をしてもらえないか、模索してみましょう。
たとえ無機質に思える頼みごとでも、少しでも血が通えば楽しくなってくるものです。

 

私の頼み方のオススメは、相手をその道の達人として言い切ってしまう
というパターンです。

たとえば、備品のホッチキスを支給してほしいとします。
最近はコンプライアンスも厳しく、備品1つ使うのでもしかるべき部署の
許可が必要だったりします。

ここで普通は、「すみません、ホッチキスをもらえませんか」と頼みます。
そのままです。

相手をその道の達人として言い切ってしまうと、こうなります。

「すみません、ホッチキスといえば○○さんって聞いたんですけど

○○さんが本当にホッチキスの達人かどうかはわかりません。
誰から聞いたのかもハッキリしません。
決してバカにしているわけではありません。

相手は一瞬「え?」となります。
一瞬の「え?」には、「誰が言うてんねん」も「初めて聞いたわ」も
「何しょーもないこと言うてんねん」も、全て含まれていますが、
空気はやわらかくなっています
親切な人なら、その場でツッこんでくれます。

そして「え?」のあとにすかさず、普通に「ホッチキスもらえませんか?」と頼みます。
その後たいていは微笑みながら、ホッチキスを渡してくれます。

ポイントは、「ホッチキスといえば○○さん」のところを、さも当然のように言い切ることです。
笑顔でも真顔でも大丈夫です。
そして間髪入れずに「ホッチキスもらえませんか?」と本来のお願いをするのです。
光速のごとく会話は流れますが、相手はしっかり「ホッチキスといえば」を
耳と脳に残しています。
そして「何じゃそりゃ」と思いながらも、ホッチキスを取りにいってくれるのです。

 

達人言い切り型は、色々アレンジできます。

「○○さんはホッチキスの鬼って聞いたんですけど」
「ホッチキスのことは○○さんにしか聞けないと思ったんですけど」

などです。

ただし、この種のセリフを言う時は注意点があります。

①冗談が通じる(と思われる)相手にしか使わない
②こちらのキャラがカタブツで浸透している場合はリスキー

まず、冗談が通じない相手だと、確実に場が凍ります。
相性の問題もあります。
ヘタしたら、根拠薄弱で逆に怒られたりします。

また、こちらのキャラが「明らかに冗談を言うような人ではない」という風に
浸透している場合、リスクを背負うことになります。
同じく場が凍る可能性が高まります。

各人の状況に応じて、アレンジや使用そのものをご検討いただければと思います。

本エントリーでは「仕事を頼む」状況を例としていますが、
普段声をかけるきっかけとして応用することも充分可能だと思います。

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