2015-11-08

ビジネスでこそ威力を発揮!SMS(ショートメール)のよさ6つ

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日常では、SMSを連絡手段として使うシーンは少なくなってきている、
というのが実感です。

ガラケーが大活躍しているビジネスシーンでは、
通信手段としてまだまだ現役です。
むしろ、積極的に活用すべきツールだと私は思います。

SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号がわかれば
短いメッセージのやり取りができるサービスです。
メールアドレスが不要のアレですね。
「ショートメール」と呼んだりします。(auでは「Cメール」と呼ばれます)

 

不都合な点はあります。

まず、1通あたりの文字数に制限があります。
他キャリアに送る場合は全角70文字までです。
(同じキャリア同士だと送信可能な文字数が多くなるキャリアもあります)

※ちなみにiPhoneの場合だと、「設定」→「メッセージ」から「文字数」を
オンにすると記入中の文字数が表示されるようになります。
が、その真上の「件名欄を表示」も合わせてオンにしないと、
文字数のカウントは表示されないようです。(私はiPhone6を使用しています)

■「件名欄を表示」と「文字数」の両方をオンにすると・・・iphone6_sms_countA

■「文字数」のみをオンにすると・・・
iphone6_sms_countB正

 

そして、送信するのにお金がかかります。(受信は無料です)
70文字までで、1通あたりおよそ3円です。
Eメールがタダで送れる時代に、有料です。
(プランによっては、送信料が無料通信分の対象になる場合もあります)

これらのデメリットを乗り越えてでも、私はショートメールを
活用する価値があると思っています。

 

ショートメールのよさを整理してみます。

1.携帯メールより手軽で、LINEほど”軽く”ない

携帯電話やスマホを使っての通信手段は、ショートメールの他にも
キャリアメール(携帯メール)やLINEなどがあります。
それらももちろん活用した方がいいです。

ですが、プライベートではなく、仕事の相手と携帯アドレスや
LINEのIDを交換することは少ないのではないでしょうか。

その点、ショートメールは電話番号さえわかればやり取りできます。
「電話番号ならわかっている」という状況はけっこう多いと思います。

それと、イメージ的な問題かもしれませんが、
携帯メールはショートメールに比べて、ほんのちょっとだけ
たいそうな感じがします。
ショートメールの方が”すぐ送る感”があると言ったらいいでしょうか。

一方、LINEは仕事の連絡手段としては何となく”軽い”イメージがあります。
社内の人同士ならまだしも、対外的にはあまりビジネス向きとは言えません。

 

2.要約の訓練にはもってこい

ショートメールを送る時に文字数がオーバーして、
「アカン、送られへんやん」となったことがあるのではないでしょうか。
私はけっこうありました(笑)
「イーッ」となりますよね。

でも、だからこそいいのです。
「イーッ」となることが、ではありません。

文字数に制限を課せられることで、必然的に内容を端的にわかりやすくしようと
努めます。
じゃないと、入らないですからね。
正直、けっこう頭を使うハメになります。
それが、要約の訓練になるのです。

要約の大切さについては、こちらの記事もご参照ください。
報告相手をイライラさせないようにする要約の習慣ーまずは20秒以内で

どうしても1通に収まらない時は、もちろん複数通に分けてOKです。

 

3.相手が電話に出られない時にサラッと送れる

電話をかけるタイミングというのは、かける方の都合です。
かけられる側にとっては、毎回必ず出られるとは限りません。
もっと言うと、出なければいけない義務もありません。

着信は残りますが、必ず折り返してもらえるという保証はありません。
そういう時に、ショートメールで軽く用件を伝えるのです。
「電話をしたのはこういう意図でしたよ」という補足ですね。

ショートメールであれば、相手のタイミングで見れます。
ショートメールで届いているので、最初から短いことがわかっています
つまり、開封する時の相手の精神的負担を減らせます。

サラリーマン時代、「電話にはめったに出てくれないが
ショートメールはちゃんと返してくれる」というクライアント(顧客)がいました(笑)
コミュニケーションに欠かせないツールでした。

 

4.電話をかける前の予告にも使える

逆に、電話をかける前に予告する時にも使えます。
「○時にお電話しますね」ということを、あらかじめ軽く伝えておくことができます。

○時に電話がかかってくることが頭にあれば、予告なしに比べて
圧倒的に準備しやすくなります。
宅配便の時間指定的な役割です。

心の準備をする暇を与えることは、相手視点のていねいな仕事です。

もちろんいきなり電話をかけたい時も普通にあるので、臨機応変に
対応しましょう。

 

5.電話メモの代わりを果たす

これは携帯メールでもLINEでもかまわないと思いますが、
ショートメールの一活用法として、挙げておきます。

たとえば外出している同僚宛てに会社の電話がかかってきた時、
かけてきた相手には当然不在の旨伝えますよね。

折り返してほしがっている時はもちろん、「それではけっこうです」や
「またかけます」という場合でも、その内容を同僚宛てに
知らせてあげると親切です。
「念のためにお伝えしておきますね」というニュアンスです。

電話メモを残して終わり、というのが一般的な対処です。
しかしそれでは、同僚は電話があったことを知る由がありません。
もしかしたら、同僚にとっては大事な電話だったかもしれません。

そういう「ちょっとしたことだが早く教えてあげた方がいい」という時も、
ショートメールは活躍します。

 

6.「文字」の威力を最大限に活かせる

これが最も重要な点だと言えます。

即席で、「声」ではなく「文字」で何かを伝えたいという場面があります。

たとえば、提案した企画をクライアントが何とか推し進めてくれた時。
その人のおかげで企画が通ったことは明白です。
でも今電話を入れると相手の都合が悪いこともわかっている。

そういう時には、伝家の宝刀ショートメールの出番です。

ショートメールは短くしか言えません
「いつもお世話になっております。この度は弊社の企画を通していただき、
誠にありがとうございます。本企画は・・・」
などとやっていたら、70文字なんてあっという間です。

「今回の企画が採用されたのは○○様のおかげです。
このご恩は、弊社一同胸に刻み続けます」
これで充分です。
「本来ならば直接お伝えすべきところ・・・」などという
補足もいりません。

文字は残ります。
耳で聞く音の言葉とはまた違った、残り方をします。
画面にも心にも残ります。
物理的に保存もできます。

そして短い言葉は、効きます

 

以上、ショートメールのよさを挙げてみました。

会社から携帯電話が支給されているという方も多いと思います。
そのほとんどは、ガラケーだと思います。

ビジネスシーンにおいては、ガラケーは貴重な存在です。
ショートメールも、貴重な存在です。
ショートメールはスマホでももちろん使えます。

もし何らかの理由でショートメールをあまり使っておられないという方は
ぜひ取り入れてみていただきたいと思います。

ちなみにプライベートでの利用は、特にオススメしません(笑)
芸能人を騙った詐欺もあるようなので、充分注意致しましょう。

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